カーリース装いヤミ金=利息計1億円超か―福岡県警

カーリース業を装いヤミ金融を営み、法定の約10倍の金利を受け取ったとして、福岡県警生活経済課などは、貸金業法違反と出資法違反の疑いで、男3人を逮捕したと時事通信が報じています。

 カーリース業を装いヤミ金融を営み、法定の約10倍の金利を受け取ったとして、福岡県警生活経済課などは7日、貸金業法違反と出資法違反の疑いで、男3人を逮捕した。いずれも「カーリースをしていただけ」と容疑を否認しているという。

県警は、同容疑者らが福岡や佐賀、熊本各県で約600人に計9000万円を貸し付け、利息だけで約1億7000万円を受け取っていたとみて調べている。

逮捕容疑は2015年12月~16年10月ごろ、佐賀県の60代男性ら3人に計52万を貸し付け、利息計56万円を受け取るなどした疑い。

時事通信社による元記事はこちら

カーリースを装うヤミ金融

車リースは、その実態は貸金業であり、出資法の金利規制や貸金業規制法等の法規制を潜脱するために、売買とリースという法形式を仮装する手口です。

具体的には、債務者の自動車や家財道具一式を一旦買い取った形式をとり、売買代金名目で債務者に金銭を貸し付けます。車等はそのまま債務者に利用させますが、賃貸料(リース料)の名目で、債務者から高額な金利を徴収します。債務者が高利の負担に耐えきれなくなると、日常生活に不可欠な車や家具を引き揚げると威嚇してぎりぎりまで支払いを続けさせ、いよいよ支払いができなくなると車等を引き揚げて第三者に処分してしまいます。債務者は、業者にいわれるがまま、売買契約書や賃貸借契約書に署名・捺印しており、業者は、問題となれば、それらの書類を持ち出し、貸金業ではないとか利息ではなくリース料であるなどと主張してきます。

しかしながら、車リースは、高金利を得るための悪質な脱法行為であるから、公序良俗違反により契約は無効であり(なお、年109.5%を超える場合には貸金業規制法42条の2により当然に無効)、交付した元本も不法原因給付(民法708条)に該当し返還する必要がないと主張することが可能です。

また、出資法違反、貸金業規制法違反(無登録営業)の犯罪行為であり、刑事罰の対象となります。

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