年金受給者ターゲットに法定金利の144倍貸し付け 出資法違反容疑で男4人逮捕<産経新聞>

法定金利上限の約23~144倍の高金利で金銭を貸し付け、利息を受け取ったとして、警視庁生活経済課は、出資法違反(高金利の受領)などの疑いで、元貸金業経営者ら男4人を逮捕したと産経新聞が報じています。(2017年11月16日)

 同課によると、容疑者らが貸し付けをした人の6割以上が60代以上。定期的に年金が入り、取り立てが容易な年金受給者を主に狙ったとみられている。公営住宅などでチラシを投函(とうかん)し、貸し付けの際には直接自宅を訪れて身分証を確認したり、借受人がATM(現金自動預払機)を使用できない場合には自宅まで集金に行ったりしていた。

逮捕容疑は、平成28年12月~29年6月ごろ、東京都の年金受給者の無職男性(81)ら5人に法定金利上限の約23~144倍に当たる利率で計約153万円を貸し付け、計約123万円の利息を受け取ったとしている。

産経新聞による記事はこちら

現在の法定金利は?

消費者金融に関しては、貸金業法が改定されて、すでに2010年に完全施行されています。

現在の法定金利は、貸金業法により、借入が10万円未満の場合は年間の利息が20%、10万円から100万円未満は18%、100万円を超える場合は15%を超えてはならないと厳密に定められています。

この貸金業法の他に、利息制限法・貸金業法の他に、出資法という法律もあります。過去には、出資法の上限金利が29.2%と定められていたこともありましたが、現在では出資法の上限金利においても年20%に合わせる形となり、貸金業法、利息制限法、出資法の全てにおいて、金利は20%を超えてはならないことになっています。

いつまでも返済が終わらない

この事案の場合、法定金利の約23~144倍となりますので、数日で金利がつくことになり、すぐに返済できないと、雪だるま式に金利が膨らんでしまいます。

返しても返しても返済できたのは金利部分だけ、いつまで経っても返済が終わらない、ということになってしまうことでしょう。

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